タイヨウの所為にすればイイだけ

夏が来た!
久しぶりにKAT-TUN事の更新。
いーっぱい書きたいことがありすぎる夏がやって来た。


まずは今月にシングルとアルバム発売されましたね。
4人になってから初めてのシングル。そして4人で初めて回るツアーに先駆けてのアルバム。
アルバムに関してはこんなにフラットに聞けるのはすごく久しぶりな気がする。
実質5人になってからのアルバムになった「N.M.P」、2011年の震災を経て発売された「CHAIN」、4人になって初めての音源「楔」。
遡ること3作は重い理由が乗ったアルバムだったから今回は純粋に楽しめるという意味では6人で出したブレコやクイパ以来かな。

まずシングルの「In Fact」。
中丸出演のドラマファースト・クラスの主題歌!ドラマすごく面白かったなあ。中丸のちゅーがついに解禁!!
表題曲はもちろん良かったんだけど、カップリングがまた名曲揃いで!
4人の武器は底上げされた歌唱力とハーモニーの綺麗さだと思うんだけど、それが十二分に発揮された曲ばっかりだった。
あとジャニーズだよね…?って疑いたくなるような楽曲のバラエティさ。
ジャンルはあまり詳しくないからちゃんと説明できないんだけど、洋モノっぽいというか。R&Bとか所謂BLACKミュージックとか?
でも今までのKAT-TUNらしさというのも損なわれてなくて。
地の底で蠢くギラギラした感じ。
あとKAT-TUNはその正反対の今にでも消えそうな儚さも“らしさ”の一つなんだけどそれを表してたのが「Birds」。
PHOENIX」で業火の中から蘇り飛び立った鳥が、水を得て休息のひと時を過ごしているかのような、物思いに耽る曲だね…。


そしてアルバム「come Here」!
リード曲の「COME HERE」がポップなサマーチューンだったからアルバム全体的にこんな感じなのかな?って思ってると騙されたね!
箱を開けてみれば、このアルバムも新しさもこれまでのKAT-TUNらしさも全部詰め込んだ素敵なものでした。
リード曲もちゃんと聴くと、バックにたくさんの音がたくさん鳴っててすごく楽しい!
あと何よりPVが可愛い!ビーチフラッグするカツンちゃん!サングラスで腰ふりふりしてるカツンちゃん!
中丸の学ラン姿も可愛すぎる(笑)。
でも最後の最後のカットが「民衆を導く自由の女神」の絵画のオマージュっぽくて驚いた。仕掛けるね。

他にわたしのお気に入りの曲はまず「SUMMER EMOTION」。
最初スローテンポで始まったから聞き流すとこだったんだけどギターカッティングからアップテンポになって、この疾走感はメロコア…!?
モッシュピットに突っ込むタイミングや本当はやってはダメだけど水撒く瞬間が脳に浮かぶ浮かぶ!
かつてのエルレを聞いているようで違った意味で泣きそうだったけどカツンでそれを思い出すとはね(笑)。
グループにとっては今までにない曲だよね。ライブで聞くの楽しみな一曲。

続いて「HIDE and SEEK」。
これは最近のKAT-TUNらしいシリアスで少し重めの曲。
勝手にライブでキーになる曲かなって考えてるんだけど…どうなるかな。
カツン×オケ(弦楽器)の親和性の素晴らしさがよく分かるよね。

それぞれのソロ曲は個性爆発しててまた良いね!そういうの好きだよね〜って曲ばかり(笑)。
中丸のソロ「クレセント」はがっつり打ち込み系で無機質さと中丸の歌声の甘さの両極な感じが好き!
ダブステでバックで鳴ってる音が好みでいつまでも聞いていられる。がしがし踊るらしいから楽しみだなー。

既発のシングルが4曲入ってるのですが彼の声は在りません。
理由が理由なだけに当然といえばそうなんだけど、いざ音源で聞くと寂しいものがあるなと思ったり…。
ロック系の曲だとアクセントだったんだなあって。4人だけだと妙にすっきりと感じる。
だからこれからロック系の曲は少なくなっていくのかな。

ジャニーズだからって理由で手に取られないのはもったいないアルバムというのが総評!
どのジャンル通ってきたかで好きになる曲は違うと思うし、気に入る曲が必ずあると思う。
たくさんの人に聴いてほしいなあ!
そしてライブに来てほしい!!!
今回は狭い会場が多いからフランクには来れないかもしれないけど、年末に京セラドームであるのでぜひに。


もしライブ来れないなら毎月BSプレミアムで放送している少年倶楽部プレミアム見てほしい。
4月からMCがKAT-TUNに交代してから3回放送あったけど、どの回も神回!
毎回歌披露のコーナーがあるんだけど、今まで歌ってきた曲をリアレンジして再び披露してるんだけどどれも素晴らしかった。
聞き飽きるほど聞いた「Real Face」はオーケストラとのコラボVer。
空いた穴を埋める感覚ではなく、アップデートしていく形で進んでいくんだなあ。

KAT-TUNは自身がどう振舞ったらかっこよく見えるか熟知してるから本当にカッコイイ。
ハードルは上げても上げても簡単に越えてくるから、年々好きになっていく一方です。
こんなにカッコイイ4人をたくさんの人に見てほしいなあと思いました。

今は踏ん張り時なのかもしれないね。
でも「君たちがKAT-TUNでいてくれる限り、好きなことにかわりない」と思う。
昔の自分のブログを読み返していたら、5人になって初めてのライブ見ての感想の締めにこう書いてた。
それは今も変わらず思ってる。

come Here【通常盤】

come Here【通常盤】