この素晴らしき世界

クリスマス・イヴ、本日はフジファブリックのヴォーカルの志村さんの命日ですね。もう2年、まだそんな感じしない、とか、色んな気持ちが入り混じるそんな気持ち。
昔のブログを読み返してた。当日とか、その年の誕生日に行ったライブの感想とか、年末のRADIO CRAZYとか、ちょうど一年の日のとか。全部鮮明に思い出せた。見ていた風景も聴いていた音も。
2009年は、ここ近年でいちばん落ち込んで病んでいた年で。もう死ぬしかないなって本気で思ってたりもしたくらい辛かったんだけど、誕生日の日に見たフジファブが救ってくれたんだよね。その日のセットリストの中でいちばん印象に残ったのが「蜃気楼」って曲だったの。あの曲が寸前のとこで手を引いてくれたおかげで今でも笑って生きてる。ずっとずっと羽ばたいて見える世界を思い描いていた。「蒼い鳥」は自殺者の曲って言われてるけど、だからかこれ聞くたびに胸が苦しくて、消えてしまいたかった。だけど、この日のセットリストではこれの次がさっきも言ってた「蜃気楼」で。素晴らしき世界、ってその一言だけで目の前がすごく明るくなった気がした。ほんと、そんな些細なきっかけなんだけど、どんなに救われたか。
この日だけじゃないけど、ライブでの思い出は書ききれないくらいいっぱい。だってライブって場所に行ってみたい!って思ったきっかけはフジファブリックなんだもん。
志村さんの言葉、一つ一つ全部宝物。曲も全部宝物。褪せないものがあるから、ずっと聴き続けたい。今でもどこかで好きなことやっていますように。
書きたいこといっぱいあったはずなのに忘れちゃった!うん、曲聴くよ。大好きだよ。いつまでもみんなに曲が愛され続けますように。