MY SOUL WILL NEVER DIE

あけましておめでとうございます!

2013年12月はこの1年待ちに待っていたものがどどっと全部押し寄せてこの為に2013年があったんだなあという本当に濃密な一ヶ月でした。
まずPerfumeがあって、そのあとすぐにBiS×でんぱ組のツーマンライブにも行きました。ぱふゅについては軽く前に書いたしBiSでんぱについても後日改めてちゃんと書けたらなあと思います。いつになるやら…でも絶対に書きたい。とても楽しいライブだったし!流石同じタイミングでアイドルブームの波に乗っていった2組。隣と対極は紙一重。

そしてそして今年一番くらいに待ちに待っていたKAT-TUNのライブ!カウントライブ!
2日間、とても濃い内容のライブでした。確かにこれはツアーではできないと思う。これを数ヶ月やられたら胃もたれしそう(笑)。

過去のKAT-TUNも今のKAT-TUNも、そしてこれからのKAT-TUNも全部全部ひっくるめてKAT-TUN
そこにいるメンバーがこの看板を背負っている限り、なんだってそのグループの色になるのがみんなの強いところ。

ライブの冒頭がとても異例でメンバーみんなの挨拶だった。
もう謝らなくてもいいのにけじめをつけたいと言って胸の内を話してくれたのだけど、悲しい思いをさせてしまったことやこうやって会う機会が遅れてしまったことについてが主だった。今までも全部KAT-TUNだけど、今、目の前にある事実を突きつけるようだった。それは誰かにとっては残酷であるかもしれないけれど、これからの未来を期待する側としてはこの決意はとても嬉しいものだったよ。

でもそんな湿っぽい空気もパフォーマンスで全部吹っ飛ばしてくれるのがこの子たちなんだよね。
今回のセットは本当に凄かった!!この2日間の為にこんなにお金かけてくれたんだ?!って!(笑)
特攻!炎!水!レーザー!さらに4分割したり上下左右自由自在に動くムービングステージ!
これはシルクドソレイユのショーかよってくらいに次から次に飛び出す仕掛けにも驚きっぱなしでした。それをまた使いこなすのが上手いし全然見劣りしないんだよね。人数の話をすることになってしまうけど、これは酷かもしれないけど空いた穴のことはしばらく忘れながら見てました。歌割りとか歌詞、フォーメーションとか新たに覚えなおさなきゃいけないところやここにRAPあったなあってとこはやはり思い出さざるを得ない感じだったけど、基本的に4人でちゃんと仕上げていたように思います。
だから少なくなった、というのは全く感じなかったかな。

今回のもう一つの見所のスーパー歴史メドレー。過去のライブツアーを年代順に区切って、その当時の衣装を着てのパフォーマンス。正直これやるって雑誌かなんかで見たときはちょっと不安だった。え、そういうのやるんだ、って感じで。でもその真意は後々明かされたような気がして…。確信犯だなあ。
始まってしまえばすっごく楽しかった!!衣装も違和感なかったし。中丸の衣装前開き腹チラ見れたので過去衣装ありがたや。
個人的な話ですが、人生で始めてジャニーズ様にファンサ頂きました。でも最初自分だってわからなくて、というか中丸があまりにも真顔すぎて嬉しいより面白いが勝ってしまったw お手振りとか投げちゅーとかしてもらってません、うちわに気付いて真顔でまじまじと見られただけです。ほんと中丸って面白いなあ。

わたしは割と新規のほうなので、過去のアルバム曲はもう生では拝めないと思ってたのだけどそう思ってた曲を連発してくれて新規にも楽しいメドレーだった!もちろん古参にも嬉しいだろうし。一番聴けて嬉しかったのはやっぱり「青天の霹靂」。まだファンじゃなかった頃Mステで見たこの曲がとても印象に残っていてかつん=青天の霹靂だったのです。セットでずぶ濡れになりながら歌って踊るかつん凄まじかった。
あと2本のスタンドマイクを爺孫、上田口それぞれで分け合って歌ってた「Peak」も好きな曲な上みんな可愛くてよかった。そして友達部で「DON'T EVER STOP」、ロバ丸で「HELL,NO」もこういうメドレーならではの披露の仕方で楽しかったな!どちらもおふざけつつ、尚且つかっこよく。ヘルノーの中丸のボイパ大好きです。

2009年からがメドレー後半になっていて最初が「MOON」!待ちに待ち望んだ和装でのMOONだよ!正直言うと記録魂の衣装が好きじゃなかったのでこれはほんとうに嬉しかったなあ。ちゃんと傘も持ってね。2010年部分に差し掛かると自分の持ってる記憶とも合わさってきて更に楽しかったです。「RIGHT NOW」からの「THE D-MOTION」最高すぎましたね。照明も結構忠実に再現してた感じだし細かいとこまで凝ってた。
2012年CHAINは良すぎた分その映像は傷をまた抉るように。でも、痛くても全部なぞっていっていた…。「Going!」はこっちの枠に組み込むんだーって思ったけど5人の体制を完全に確立したのは鎖魂だったからなんとなく正解な感じもする。
メドレーラストは音源化できなかった「BOUNCE GIRL」。単純に良い楽しい曲だから盛り上げるためにやったのか、それとも本当の本当にこれで今までのKAT-TUNをなぞり終えたという意味での、実質5人で最後の曲になったものだったからなのか…。

ちゃんと前のツアーから今回までの間に発売した新曲も沢山やってくれて嬉しかった!特に「Connect&Go」は凄く聴きたかった曲だった。花道で水と戯れながら朝と夜の景が浮かんだよ…イメージ通りというか想像以上に美しい曲だった。そういえばPVと振り付け変わってたね。
あと「遙か東の空へ」はライブで見ていちばん印象が変わった曲かな。歌割がすごく特殊で、亀ちゃんが1番ABメロ、たぐちぇが1番サビ、中丸が2番ABメロ、たちゃんが2番サビ…とそれぞれソロで歌っていてそれがとても良かった。発売した時は辛気臭い曲だなあと思ってあんまり聴いてなかった曲なんだけど(笑)歌詞は今改めて聴くと心境に合ってるのかなあとも思ったり。

歴史メドレーが終わって、アルバム「楔」に収録されている曲と4人の映像が少しずつ流れていく。そして最後に浮かびあがった今回のライブのロゴ。封蝋をモチーフにしていてそれは手紙などの封をする為のものなんだけど、今までの歴史にそっと封をして前へ進むためのメドレーだったのかって。
松明に見立てたセットに炎が灯り、メインモニターに映し出された両翼を真っ赤に燃やした不死鳥。翼が広がって飛び立つようにモニターが開くと4人が登場し階段を力強く踏みしめ降りてきたんだけど、ただただ息を呑むしかない雰囲気と圧倒的な存在感。降り注ぐ花火の火の粉に照らされ、軍服を真似た衣装を纏って、それは間違いなくKAT-TUNだったんだよ。
ああ、今までの流れは全部この1曲「PHOENIX」の為にあったんだなあって。

  • 過去と未来を繋いだ 手掛かりを探すため-

今まで起こった沢山のこと。打ちのめされても何度も蘇ってみせるよと、誰より輝いてみせるよと。
本当に全て清算するために過去と向き合って全て燃やし一度死んでまた新たに生まれ変わろうって。
炎のガスの臭いと水の塩素のような臭いが立ち込めた中で、これを背負えるのはこのグループしかいないんじゃないかなって本気で思った。
ムービングステージにそびえる様は絶対的な存在感だったし、眼差しも痛いくらい。
2番で不死鳥の両翼を表すかのように左右に分割するムビステの演出もかっこよかったし、センターの花道でずっと吹き上げる水にムビステごと突っ込んでいく光景も、何があっても前へ進んで行く意思のようにも思えました。
そこからの「FIRE and ICE」もこれまた圧巻でこれがKAT-TUNだ!と見せ付けんばかりのパフォーマンスにペンライト振ることも忘れて魅せられていた。歌詞をどこか一部抜粋するのも難しいくらい全部が今のKAT-TUNの物語のように思う。
センターステージの更に中央に噴水が吹き上がってるんだけど、それを軸に上手と下手にそれぞれ向かってダンスするところが個人的に大好きで何度でも見たいくらいだった。2回しかなかったけどね。

新曲はどれも良かった。本編ラストに「BLESS」を持ってきたのはちょっと意外だったけど、たった1曲のアンコール「4U」がこのライブの本当のエンディングだとしたらそれでも凄くいいなあって。
愛がいっぱい詰まった良い曲です、どれも。メンバーみんなが自身のグループを愛しているからこその出来だと思います。

書きたいことたくさんあるけど、目撃したものが多すぎて記憶が追いつきません。
とにかくこのライブを2日間とも見れたこと、そして一緒に年越しできたことはとてもとても幸せなことでした。待っていて良かった。
一番楽しくて幸せだったドーパンとの年越しと共に一番がもう一つ増えました。ドーパンには何故かかつんがつき物になってしまったね。

そしてもう1日、4人に会えます。
たくさん待ったから足りないけど、こうやって機会が1つでも多いことに感謝して…。
わたしだって、他の誰でもなく ONLY YOU キミがいい!